
エレベーションとセニングワークで作るショートボブ
ハンサムショートよりも女性らしいボブをベースにしたショートカットについて「いつくし/そそ」のオーナー兼ディレクターである才田さんに教えていただきます。
ポイントは、エレベーションとセニングワークで作るショートボブスタイル。
エレベーションの角度で丸みをコントロールしつつ、毛量と質感でボブにショートのニュアンスを加えていきます。
目次
講師:才田とおる(そそ owner / director)
クリーンで上質なベーシックスタイルに、少しだけファッション性を含ませた髪作りを得意とする中目黒のへアサロン「いつくし」・2021年に東日本橋・馬喰町にオープンした「そそ」のオーナー兼ディレクター。
福井県福井市生まれ。ハリウッド美容専門学校 通信課程に入学。国家試験合格後、都内1店舗を経て独立。業界誌、一般ファッション誌等の撮影、外部ヘアメイク、セミナー、コンテスト審査員等の活動も行なう。
ショートやボブが得意。目指すものは同性に褒められるスタイル。
カットのポイントを箇所ごとに解説
細かいアウトラインの作り方やカットテクニックは動画本編をご確認ください。本記事では、サンプル動画及び概要をご紹介します。
サンプル動画
<こんなことが学べます>
・エレベーションの角度でグラデーションの丸みをコントロールするテクニック
・毛量と質感の調整で、ボブにショートのニュアンスを追加
ベースカット
まずはバック部分をエレベーションでボブを切っていきます。横顔の丸みがくるところでウェイトの位置を設定することがポイントです。
襟足は、エレベーションで下を残しながら襟足の調整を行ないグラデーションを作っていきます。ウェットの段階で作りきる方もいるかと思いますが、毛量を生かしたいのでドライ後に仕上げていきます。
また、上部のレイヤーと連動させるために引き上げる角度なども意識しておきましょう。
オーバーセクションに関しては、頭の形に合わせてさらに引き上げてカットしていきます。
本編では、バックに続きサイドをカットする際のポイントやコームの使い分けなどもご紹介しています。
セニングワーク
続いて、セニングワークの解説に入ります。
レイヤーボブに関しては顔まわりのディティールと量感調整が完璧に決まってから後ろのウェイトを横顔を見ながら決めていく方が失敗が少ないので、顔まわり・サイドからカットを進めていきます。
今回は「ハンサムショートよりも女性らしいボブをベースにしたショートカット」ということで、ショートとボブの要素のバランスが重要になってきます。
グラデーションのウェイトの丸みがなくなるほどショートカットの印象になり、丸みが残るほどボブの印象が強くなるので、ショートっぽくしたいのかボブっぽくしたいのかカウンセリングの段階で掴んでおくこともポイントです。
本編では、サイド・バック・フロントの3箇所に分けて、ポイントを紹介しています。
会員登録/ログイン をして本編を見る
細かいアウトラインの作り方やカットテクニックは動画をご確認ください。
無料会員登録をしてフリー動画を見る
hairstudyでは、無料会員登録をすることで8本の動画を無料で見ることができます。