アシスタントが最速で上達する！トップスタイリストに学ぶカット基礎【ベーシックカット】
ベーシックカットとはすべてのヘアスタイルに繋がる基本的な考え方や切り方。トレンドが変化しても大きくは変わらず、スピーディーに正確にヘアスタイルを作りやすくするために必要な基礎スキルです。
“切り方を習得する”ことを目的に「なぜそうするのか？」といった技術セオリーやポイント・失敗例などを紹介しながら、5つのカット技術を計5本の動画で解説しました。
今回学ぶスタイルは営業の中でもベースになりますが、スタイリストになった時に、お客様の望むスタイルを、また、美容師が作りたいデザインを自由自在に、より正確に作る為の基礎を学ぶための物です。
スタイリストへの第一歩とも言える「正しいベーシックカット」をブロッキングからカットプロセス、仕上げまで、基本のカットを余すことなく学ぶことができます。
スタイリストデビューまでに自信をつけたいアシスタントやジュニアスタイリストから、ウィッグカットのバリエーションを増やしたいスタイリスト、カットを教える立場になった教育担当者など、予習復習におすすめの動画です。
目次
ベーシックカット入門編
ワンレングスボブ
スタイリストの第1歩といえば、ワンレングスボブ。「真っすぐ」切ること、「段差」をつけないことを学びます。ボブを正確に切ることができるようになれば、ワンレングスボブをベースに外ハネ・内巻き・頭の丸みに沿うデザインなど、応用しやすくなります。
グラデーションボブ
グラデーションボブとは、縦スライスのグラデーションと「オーバーダイレクション」という技法を用いた横のグラデーションで作るボブスタイル。「真っすぐ」を立体的に引き出す勉強です。45度のグラデーションをサイドまでつなげて、前下がりのボブスタイルを作ります。
サイドグラデーション
サイドグラデーションは、横向きでとるパネルの角度を変化させる「エレベーション」というカット技法を用いて、サイドから切り始めるグラデーションスタイル。グラデーションボブと違い、横向き45度のパネルを重ねるため、丸みや重みが出やすいデザインです。
ロングレイヤー
ロングレイヤーは縦のラインで切っていくレイヤースタイル。グラデーションの幅とは違い、レイヤーを入れることで全体に大きな流れを作ります。トップの真ん中が短く、外に向かって長くカットする「コンケープ」という技法で髪全体の表面に流れをつくり、毛先に重みを残したスタイルを目指します。
ショートレイヤー（刈り上げ）
グラデーションより幅の大きい段差をつけることで、より大きな動きや流れを作れるショートカットをベースにしたショートレイヤー。男性女性それぞれのショートカットに応用できる刈上げスタイルです。
講師：白木 真人（Ameri Love Hair 代表）
都内のサロンを経て、東京・二子玉川と千葉県・柏にヘアサロン、東京・二子玉川にまつげエクステサロンの3店舗を運営している株式会社Essence of Life 代表の白木真人。スタイリスト歴20年以上。
ヘアカラーのスペシャリストとして、薬剤などを使い分けお客様の希望の色味を実現。加えて最先端ケアテクノロジーやパーソナルカラー診断を取り入れることで、お客様の髪を「キレイにカット」するだけではなく、プロとして分かりやすい言葉でアドバイスを伝え希望の色味を実現する。また、店舗の土地柄からファミリー層にも人気を集める。
▼関連動画：「オトナ女子にも大人気！「インナーカラーの極意」から話題のスタイルを学ぶ」
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