くるくるパーマが似合う!SNSで話題の個性派ウルフカット
今回は、最近SNSで投稿数を伸ばしている個性派スタイル『ウルフミディ(ミディアムのウルフカット)』について。
ファッションに敏感な方やアクティブなダンサーさんの間でよく見かける、話題のスタイルのひとつと言えるのではないでしょうか。
まずは無造作に顔周りの髪がなびくようにするカットのポイントを約25分の動画でレクチャーいただきました。ウルフカットはレイヤーを入れて重たさを感じさせないスタイルで、男性にも女性にも取り入れやすいです。
ぜひサロンワークにお役立てください。
目次
講師:呉 等至(DECO 代表兼スタイリスト)
1978年生まれ、愛知県出身。山野美容専門学校卒業後、原宿の「MINX(ミンクス)」に入社。渡英後、渋谷に「DECO(デコ)」をオープン、代表を務める。
芸能人、モデルなどを顧客に持ち、雑誌の撮影に携わるほか全国でセミナーなども多数行う。
現在は、SNSへの取り組みも積極的に行なっており、YouTubeで動画も配信中。
カットのポイントを箇所ごとに解説
ラインの作り方や使用シザーについては動画本編をご確認ください。本記事では、サンプル動画及び概要をご紹介いたします。
サンプル動画
<こんなことが学べます>
・顔まわりにフィットして、パーマがより綺麗になびくウルフレイヤーの切り方
・無造作に髪が動くための質感調整
・パーマに最適なセニングの入れ方
・ 絡まりを防ぐための枝毛カットの方法
ベースカット
まず、前髪から順にウルフにカットしていきます。
ミディアムレングスのウルフカットは、特に顔周りのレイヤーが特徴的です。前髪・顔周り・前髪とが綺麗につながるように意識しながら、毛先にレイヤーが入るように反らせながらカットすることがポイントです。バックとトップはパーマをかかる分を考慮して、重みは残しつつ動きが出るように上部にレイヤーを入れ、下部に束感を付けていきましょう。
本編では、髪質や毛先の痛みに対応するお勧めのコームについてや、バックの髪と顔周りを綺麗なラインを作るために使用したレザーの動かし方や、バックサイドの特徴的なレイヤーの入れ方などについても解説していただいています。
セニングカット
前髪は3分割に考えて中間から整えていきます。顔周りの毛量調整は、モデルの頭を斜め下を傾ける体制になってもらうことで、カットラインがよりわかりやすくなります。
トップ・サイド・バックは、レイヤーを入れすぎてしまうことで「髪を結んだ際にパラパラと髪が落ちてしまう」などのクレームの元になってしまうこともあります。セニングを入れる位置を間違えないようにしっかりとポイントを掴んでいきましょう。
全体のバランス調整
最後は、お客様の髪の毛の生え方や頭の骨格によって違いが出てくるために左右均等には進めず、左右それぞれでまとめて量感調整していくことがポイントです。
特にバック部分は頭の丸みに合わせて髪も膨らんでしまい、さらにパーマをかけることでおさまりが悪くなってしまうこともありえます。いくつかのセクションごとに分けて、レイヤー下の部分からボリュームを調整していきましょう。
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細かいアウトラインの作り方や顔周りのカットテクニック、ウルフカットに特徴的なサイドのひし形をつくる毛量調整など、本編ではより詳しく学ぶことできます。ぜひをご確認ください。
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今回はサンプルに1本の講義をご紹介!「酸熱トリートメント」「酸性ストレート」「アルカリ性ストレート」の基本的な仕組みと、どのような髪質の方に適しているのか、その効果などをおさらいし、サロンワークですばやく最適解を見つけることができる基礎知識を学ぶことができます。
<こんなことが学べます>
・最近の酸熱ストレート事情
・酸性ストレートとアルカリストレートの違いとは?
・髪質に応じて使い分ける薬剤選定