幅広い年齢層に対応!奇抜すぎない「黒髪上品ウルフ」の作り方
ウルフカットは、全体にレイヤーを入れて髪に長短をつけたメリハリのある人気のスタイルの1つ。
レイヤーの入れる位置を調整することで髪にボリュームを出したり、顔まわりを短くすることで小顔効果を出すことができるため、幅広い年齢層に似合わせることができます。
この動画では「上品ウルフ」をキーワードに奇抜になりすぎないウルフスタイルのカット技術について、ショートスタイルを得意とする奥渋谷のヘアサロン「SOMEWHERE」の岡田さんに教えていただきます。
今回は、モデルさんの「顔の形」や「首の長さ」などの個性に合わせ、より具体的な施術方法を公開。首が長い方はウルフカットのような襟足にボリュームを残すスタイルが似合う傾向にありますので、ぜひサロンワークで参考にしていただければ幸いです。
目次
講師:Hironori Okada(SOMEWHERE 代表)
青山、表参道のサロンを経て、2019年3月9日、奥渋谷に SOMEWHERE をオープン。ナチュラルから個性をプラスしたスタイルまで、お客様一人ひとりにフィットする髪型を追求。ファッション誌、業界誌などのヘアメイクも行う。
■メディア出演:UOMO , smart , MEN’S NON-NO , POPEYE , リンネル , ar , Nuugy , CYAN , SHINBIYO , etc…
くびれを意識して上品ウルフに仕上げる
<本編では、こんなことが学べます>
・首の長さを意識した襟足の設定
・顔まわりを整える前上がりのレイヤー
・ドライカットによる質感調整
首の長さを意識した襟足の設定
まずは、ウルフの一番の肝となる「襟足」を作っていきます。
今回の首が長めのモデルさんですので、カットする位置を間違えると長くなりすぎたり短くなりすぎたりしすぎないように、似合う襟足の長さをしっかりと見極めていきましょう。
顔まわりを整える前上がりのレイヤー
長短のメリハリを生かしたスタイルであるウルフカットですが、今回は「上品ウルフ」ということで「メリハリをつけすぎない」という部分がポイントです。
くびれがつきすぎないようなレイヤーの入れ方にも注目してください。
まず自然な毛流れを作るために、トップの髪の毛をフロントセンターに集めてカットしていきます。これにより、シンプルに前上がりのレイヤーを入れていくことができます。
次にサイドの髪にも前髪に合わせてレイヤーを入れていきますが、この時は前髪の延長線上を意識して板状で引き出しカットしていきます。
ドライカットによる質感調整
レイヤーを入れて軽くする方法と、セニングで量感をとって軽くする方法では出てくるニュアンスが変わってきます。
今回はくびれすぎないウルフスタイルなので、バックはセニングで軽さを出していきます。
また、顔まわりにかかるサイドは丁寧に切っていきたいので、スライドカットで細かく量感を調整していきます。
まとめ
本編では「前髪の作り方」や「頬にかかる毛束作り」をはじめ、細かく岡田さんの技術を見ることができます。
幅広い世代に似合わせやすいスタイルですので、ぜひチェックしてみてください。